『マキとマミ』~社会人オタク女子たちの饗宴~
前回のエントリで取り上げた『波よ聞いてくれ』が激しさ100倍だったので、今回は比較的さらっと読める、さらにはオタクに優しい漫画について。
『マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~』
町田粥/メディアファクトリー
OLのマミ (25)は、同じ会社に勤め、主任であるバリキャリOLマキ(34)にオタクであることを見破られてしまう…しかし実は、マキもまたマミと同じく某衰退ジャンルが好きなオタクだったのだ…!それから、女二人の心温まる交流が始まる…!というお話。
とりあえず、ものすごぉぉぉく“社会人百合”です!!!!
タイトル通り、マキとマミのW主人公なんですが、年齢は9歳差、しかもマキは仕事ができる上にクールで美人な設定という…なんだこれは社会人百合好きを狙い撃ちか???というレベル。
お察しの通り、マキさんが私の好みドストライクです。ありがとうございます。
作品そのものは、衰退ジャンルのイケメンたちに心掴まれた夢女子の、喜びや苦悩を描いたあるあるネタがメインです。
二人とも腐女子ではないので、単純にキャラ単体に憧憬を抱く二人の姿が、自分に重なって仕方ない…という、オタクならではの楽しみ方もできるかと思います…。
マキさんが初めて同人イベントに一般参加する…というお話で、事前にマミと二人でサークルへの声かけを練習したと思われるくだりがあるのですが、個人的にはそういう距離感が本当にたまらないです…。
仲良しかよーーー!!!!いいぞーーーー!!!
二人とも美人で可愛いのに、恋愛要素皆無なのが、また大変に百合を感じられます。
社会人百合好きな方はとくに、ぜひ読んでみてください。
新たな百合との出会いに乾杯~!